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UniWebView 6: ゲームにWeb機能を追加するプラグイン

皆さんは、ゲームに Web ブラウザの機能を追加したいと思ったことはありますか?

例えば、お知らせを表示したり、ランキングを見せたり、あるいはWebサイトへのリンクをゲーム内から直接開きたい、なんていう場面が考えられます。

そんな時に役立つのが、Unity Asset Storeで提供されている「UniWebView 6」というアセットです。

このアセットを使うと、特別なプログラミングの知識がなくても、簡単にあなたのゲームにWebビュー機能を追加することができます。

詳細はこちら:UniWebView 6

目次

UniWebView 6 とは

UniWebView 6」は、Unityで開発されたモバイルゲームに、Webビュー機能(Webブラウザのような表示機能)を組み込むためのプラグインです。

iOSやAndroidのネイティブなWebビューコンポーネントを、C#のAPIを使って簡単に扱えるようになります。

これにより、ゲーム内でWebコンテンツを表示したり、ユーザーがWebサイトにアクセスしたりする操作をスムーズに実現できます。

主な機能

まずは、インターネット上のコンテンツをHTTP/HTTPSで表示する「Web Browsing」機能です。

これにより、ゲーム内からニュースサイトやWikiなどの情報を表示させることが可能になります。また、「Safe Browsing Mode」という機能もあり、Apple Pay や Google Pay といった、より安全な操作が必要な場面にも対応しています。

さらに、「OAuth 2.0 Integration」を使えば、GoogleやFacebookなどのアカウントでログインする機能を簡単に実装できます。これは、ユーザー登録や管理をスムーズにする上で非常に便利です。

ローカルファイルを表示できる「Local File Support」や、JavaScriptによるインタラクティブな処理を実行できる「JavaScript」機能も充実しています。

高速な双方向通信が可能な Advanced Messaging 機能

特に注目したいのは、「Advanced Messaging」という、WebコンテンツとUnityの間で高速な双方向通信を可能にするシステムです。

これを使えば、Web側で発生したイベントをUnityに伝えたり、UnityからWeb側に指示を送ったりといった、高度な連携が実現できます。

その他にも、Webページをテクスチャに変換して3D空間で利用できる「Render to Texture」や、透明なWeb UIを作成できる「Transparency Support」など、ユニークな機能が多数搭載されています。

これらの機能は、あなたのゲームの表現の幅を大きく広げてくれることでしょう。

開発環境と互換性

UniWebView 6 は、Unity Editor on macOS での開発とテストが可能です。これにより、PC上で開発を進めながら、シームレスにWebビューの動作を確認できます。

Unity 2021.3.37 LTS、2022.3.23 LTS、またはUnity 6 (6000.x) 以降のバージョンとの互換性が推奨されています。また、iOSは12.0以上、Androidは5.0 (API Level 21) 以上のバージョンに対応しています。

UniWebView 5 を購入された方で、2025年7月30日以降に購入された方は、Unity Asset Storeを通じて無料アップグレードが可能とのことです。

詳細なドキュメントやガイドも用意されているので、初めて使う方でも安心して導入できるでしょう。

まとめ

UniWebView 6」は、あなたのゲームに高度なWeb機能を手軽に追加できる強力なアセットです。

ゲーム内での情報提供やユーザーインタラクションを豊かにしたいと考えている開発者にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

ぜひこの機会に「UniWebView 6」を導入して、あなたのゲームの可能性を広げてみてください。

詳細はこちら:UniWebView 6

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