当ページのリンクには広告が含まれています。
Linework: 輪郭線とエッジ検出による描画を高品質に実現

今回は、あなたのゲームにユニークな表現力を加えることができる「Linework: Outlines and Edge Detection」というアセットをご紹介します。
詳細はこちら:Linework: Outlines and Edge Detection
Linework: Outlines and Edge Detection とは

「Linework: Outlines and Edge Detection」は、Unityで輪郭線(アウトライン)やエッジ検出といった、描画効果を簡単かつ高品質に実現できるVFXシェーダーアセットです。
このアセットは、5年以上の歳月をかけて開発されており、開発者の熱意と実験に裏打ちされた、まさに愛情を込めて作られた逸品と言えるでしょう。
多様な描画テクニックで表現の幅を広げる
輪郭線を描画する方法は一つではありません。「Linework」では、視覚的な忠実度とパフォーマンスのバランスを考慮した、複数の描画テクニックが用意されています。
例えば、シンプルな輪郭線を描画するための「Fast Outline effect」や、柔らかく光るような表現が可能な「Soft Outline effect」、そして一貫性のある滑らかな輪郭線を描く「Wide Outline effect」などがあります。
さらに、画面全体に適用される「Edge Detection effect」を使えば、シーン全体を印象的なアウトラインで表現することも可能です。このエッジ検出機能には、部分的な描画や手書き風の効果を加えるための高度な機能も含まれています。
パフォーマンスと使いやすさを両立
「Linework」は、SRP BatcherやUnity 6のRender Graphといった最新の技術を活用しており、複数の輪郭線を単一のバッチでレンダリングできるため、非常に高いパフォーマンスを発揮します。
また、開発者にとって嬉しいのは、その使いやすさです。
Custom editor UI and settings が用意されており、アウトラインの作成が直感的におこなえます。また、Full source code が付属しているため、必要に応じてカスタマイズすることも可能です。
対応環境と機能について
このアセットは、Unity 6+、Unity 2022.3、そしてURP (Universal Render Pipeline) に対応しています。
他にも、Screen-space fill effects and patterns を描画できる「Surface Fill effect」や、Rendering layers を利用してオブジェクトごとのアウトライン設定や効果のスタックをおこなう機能なども搭載されています。
Alpha cutout shaders、vertex animation との互換性も高く、macOS、Windows、WebGL、iOSなどのプラットフォームで動作します。(※AndroidとVRは未テストとのことです。)
まとめ
「Linework: Outlines and Edge Detection」は、あなたのゲームに独特のビジュアルスタイルや表現力を与えたい場合に、非常に強力なツールとなります。
このアセットを導入することで、あなたのゲームはより魅力的で印象的なものになるはずです。